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うつに至らない思考への考察

 

『チーズはどこへ消えた?』 スペンサー・ジョンソン著(扶桑社)

20代のデパートに勤めていた頃のこと
ビジネス本がまわりで流行った時期がありました。

ロバート・キヨサキ著 『金持ち父さん 貧乏父さん』
などとともによく出てきたのが、
『チーズはどこへ消えた?』 でした。

あらためて読んでみたところ、
『チーズはどこへ消えた?』 は
NLPそのものだな! と気付きました

 

物語は50ページあまりの
非常に短く読みやすい構成でできています。

主人公は、「スニッフ」と「スカリー」という二匹のネズミと
「ヘム」と「ホー」という二人の小人です

ネズミの「スニッフ」と「スカリー」は、
ハプニングに遇ったときに、
その事態を詳しく分析したりせず、今までと違う行動をとる

考えたり、なぜなんだと思考したり、悲嘆にくれたりせず、
ただ闇雲に次の行動に移る

 

一方、小人の「ヘム」と「ホー」は同じハプニングが起こったときに

怒り  声を荒げ
ショックに打ちのめされ  茫然とし始める

思考できる
賢いが故に

突然の事態に
ネガティブな思いが想起し
固まってしまう

なんとかこの状況を解明しようとエネルギーを注ぐ

しかし、事態は悪化の一途
何も改善しない

 

グルグル思考にはまり込み固まってしまっていた小人の「ホー」が、
事態を打開するために自分に投げかける質問を興味深く感じます

 

『もし、恐怖がなかったら何をするだろう?』

 

他にチーズはないし、
見つけることはできないだろうと思い込んでいた

それが恐ろしくて身動きがとれず、ダメになっていた

 

実は、現実より自分の心の中につくりあげている恐怖のほうが
ずっとひどいのかもしれない・・・

じゃぁ、その恐怖や不安にどう対処すればいいのか

死ぬほど怖い思いが浮かんだとき
こう問いかけてみる

 

『もし、恐怖がなかったら、何をするだろう?』

 

失ったものではなく
手に入れるもののことを考えたほうがパワーがでてくる

 

この物語をある人にすすめて読んでもらい
感想を聞いたところ

「結局 変わらなきゃダメってことですよね・・・」

という言葉が口をつきました

 

うん  確かにそうなんだけど
変わるうえでの流れ プロセスに着目してほしいのです

単なるビジネス本としても読めるんだけど、
この本を心理療法的な視点から読むこともできる

不安でいっぱいなときに どんな質問を自分に投げかけるか

 

怖さと焦りで押しつぶされそうなときに
何をイメージするのが抜け道となってくれるのか

 

小人の「ホー」は不安や恐怖にフォーカスするのではなく、

【将来自分に何が起こったら心地いいと感じられるだろう】

ということにフォーカスしようとし始めた

 

新しいチーズを発見しているところ

明るいオレンジ色のチューダー・チーズや
イタリア産モッツァレラ・チーズ
やわらかいフランスのカマンベール・チーズ など

いろいろなチーズを食べている自分の姿をイメージしてみる・・・

 

ナチスのユダヤ人収容所で
最悪の状況を生き抜いた
ビクトール・フランクルという人がいます

精神科医でもあり心理学者でもあったフランクルが
地獄のようなナチス収容所を生き抜くために何をしていたのか

 

実は、小人の「ホー」と同じことをしていた

(フランクル博士に関してはこちらに詳しく書いているので、
『それでも人生にイエスと言う』
 興味が湧いたら参考にしてみてください)

 

『チーズはどこへ消えた?』 を読んで

今の私はスニッフ、スカリー、ヘム、ホー
どのタイプになっているだろう?

どんなタイプがこの状況から抜けるのに効果的だろう?

と  自分に質問してみるのもいいかもしれませんね☆

 

 

 

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