フォーカシングのアプローチ
フォーカシングはNLPとは別の心理療法ですが、
共通点も多いですし、NLPとの親和性も高く
うつの症状にも有効なアプローチです。
メンタルに起因する身体症状は
私達に何かを訴えたくて
現れているものと考えることができます。
私達の身体は自分のことをよく分かっていて
状態をよくしていこうとしてくれています・・・
仕事で大きなノルマを抱えて数字に追われている会社員の方は、
どっしりと重い石がのっかっているような
ひどい肩こりになる人もいます。
人の命を預かる看護師さんで、
点滴や注射をうつ作業がたてこんでくると
胃に強烈な痛みを感じる方もいます。
キツい振られ方をした人は、
胸を引き裂かれるような思いを感じる人もいます。
私達の身体と心は連動しています
その身体の症状に耳を傾けてみませんか
身体が訴えている声を聴いてみませんか
身体の声を聴くフォーカシングのアプローチの
具体例を一つご紹介したいと思います。
ある不登校の子のことですが、
朝になるとお腹が痛くなって小学校へ行けない状態が続いていました。
困ったお母さんに連れられてきた
その男の子にフォーカシングをしてみました。
お腹の感覚とコミュニケーションをしていきます
『 あなたがそこにいることに気がつきましたよ・・・
あなたは私に何を伝えてくれようとしているの 』
お腹が反応してくれます
【 授業はイヤだけど友達とサッカーはやりたい・・・ 】
『 そうなんだね
反応を返してくれてありがとう
友達とサッカーをやるために何かできることはあるかな? 』
【 午後から保健室に登校して放課後
サッカーをするならできるかもしれない・・・ 】
『 そっかぁ それならできそうかな
そうしてみていいかお腹の感覚に聞いてみて 』
【 だいじょうぶそう 】
ところが、胸が何か苦しい感じがすると言い出しました
『 じゃぁ 今度は胸にフォーカシングしてみよっか
何か私に伝えたいことがあるの? って聞いてみて 』
【 ・・・
学校に行くようになると
お母さんが心配してくれなくなっちゃう・・・
また忙しくて僕のことなんか
気にしてくれなくなっちゃうんじゃないか・・・ 】
『 そうなんだ そう感じているんだね
じゃぁ どんな感じなら
あなたも安心してはじめることができるかな 』
【 ・・・
日曜日の少年サッカーならお母さんも休みだから
見に来てくれるかな それなら行けるかもしれない 】
『 そうなんだ それなら行けそうな感じがするんだね
お腹の感覚にそれでいいって聞いてみてもらえる 』
【 うん だいじょうぶそう 】
『 そっか じゃぁ お母さんとそのことを話してみるね 』
その子は日曜日の少年サッカーをきっかけとして
徐々に学校の生活にもどっていくことができました。
私達の身体は私達のことをよく分かっています。
実は、頭で考えている意識よりも
とてもよく分かっていることも多いのです。






