『乗るのが怖い〜私のパニック障害克服法〜』
長嶋一茂さんが本をだされました。
私は一茂さんがパニック障害とうつを患っていたことは
クライアントさんから聞いて初めて知りました。
『乗るのが怖い〜私のパニック障害克服法〜』(幻冬舎新書)
パニック障害の体験といかに克服したのかが
赤裸々に語られていて、最近読んだ本の中では一番感銘を受けました。
現在もTVで拝見しますし、
本のなかでご本人が述べられているように、
おおむね「健康」という状態を取り戻していらっしゃるようですが、
体験談を読むとそんなにひどかったんだと感じる程
パニック障害に苦しんだ十余年間が伝わってきました。
一茂さんはコンプレックスが強く、
練習をどれだけ必死でしても
自分を褒めることがなかったそうです。
(お父さんの長嶋茂雄さんがスーパースターだから
ある意味コンプレックスは宿命とも言えますが)
パニック障害だとわかってしばらくして、
一茂さんは自分の肉体を酷使しすぎたことに気付いたそうです。
自分のことは自分しか褒めてくれない。
イチローのような特別な存在になれば
まわりや世間も称賛してくれるかもしれないが、
通常は他の人が自分のことを褒めてくれることは
なかなかないのだから自分が褒めてあげないと誰も褒めてくれない。
『 自分の肉体をちゃんと褒めてあげないと。
自分の身体をちゃんといたわらないと。
大変だったね
今日は、寒い中ずっと立ってて、大変だったろう。 』
『 自分の肉体って自分の魂しか褒めてくれないんじゃないかな 』
一茂さんはパニック障害になったことにより
自分の中の自分と対話するようになったそうです。
そして、その「自分へのいたわり」が
パニック障害を克服するためには、
非常に重要なことだと気付いたと述べられています。
読んでいて非常におもしろく感じました。
【自分の魂と自分の肉体との対話】
フォーカシング的な要素もあるし、
自分の身体に 『ありがとう』 を伝えるという
私がしているアプローチとの共通点をたくさん感じました。
パニック障害やうつ病で苦しんでいる方は、
先ずは自分の身体に
『 今まで大変だったね よくやってくれているね 』
と伝えることから始めるのがいいと
新ためて再認識することができました。
一茂さん
ありがとうございます






