『夫婦で鬱るんです』


最近出版された
(2010年10月)
うつ体験記のマンガをご紹介致します。

『夫婦で鬱るんです』 (稲垣みさお著) 少年画報社


著者の稲垣さんは、新婚の家事にはりきっていましたが、
張り切り過ぎたのが原因か新婚3か月でうつ病に…

体調の悪さなどから内科を受診し自律神経失調症と診断され、
治らないので精神科を受診し、うつ病と診断されます。


精神科受診時のDr.の今でも忘れない言葉が、

『 あなたは典型的なうつ病の状態にあります
 きれいに治りますよ 』

として描かれています。


うつ病に対して
『きれいに治りますよ』

と言う精神科医がいるんだと驚きでした。


稲垣さんは10か月くらいで回復しつつあったのですが、
今度はご主人のヒイトさんがうつ病に・・・

夫婦二人ともうつ病になってしまった生活が綴られています。


夫のヒイトさんがうつ病を押してムリヤリ清掃業に就職し、
真夏の炎天下のなか体調が持たず1か月たたずに辞めるくだりなどは
かつての自分の状態と重ね合わせて胸が痛いものがありました。


うつ病であっても出産をしたいという女性の気持ちや
うつ病のいろいろな症状のことなどが具体的に描かれていて、
リアルで分かりやすいですし、
ご家族の方に読んでいただくのもいいかなと感じました。


終わりのほうに
元気だった頃とうつ病発症後のヒイトさんの写真が掲載されていますが、
私もうつの頃は廃人のようにやつれて
生気がなかったことを思い出しました。


今思うと当時の状態も記録として
きちんと写真撮影しておけばよかったなと思います。

写真を撮りたいなどとは全く思わなかったので
うつ当時の写真が残っていないのは当然ではあるのですが。。。


  参考-『ぼくのオカンがうつになった。』 (佐口賢作著)





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