将来への不安とは・・・④


「友よ。わが家はすでに恵まれている。
 しかし、かつてわたしが今のあなたのように貧しかったころ、
 ある人から情をかけてもらわなかったら、
 こんなに裕福な生活は送っていなかっただろう」


ジョンはさらにくわしく、あの医者と金の延べ棒の話をしました。
このふしぎな話を終えると、金の延べ棒を貧しい男にくれてやりました。
もう必要がなくなったと思ったからでした。


男は金属にくわしい知識を持っていたので、
この夫婦の親切に最初はとても感動しましたが、
いざそれを手に持ってみると、
すぐにそれが本物の金ではないことがわかりました。


男は夫婦に言いました。

「あなたがたの申し出にはとても感謝していますが、
 残念ながらこの重さからして、
 これは金の延べ棒ではないと申し上げなければなりません」


妻は金の延べ棒を手にすると、
本物の金かどうかをたしかめようとするみたいに、
エプロンのすそでこすりはじめました。

するとそれまで気づかなかった文字が浮かび上がってきました。

そこにはこう書かれていました。


「不幸は、今の貧しさよりも将来の不安から生じる。
 勇気を持って人生を歩めば、旅の終わりには幸福が待っている」


     

   ( ウェールズの昔話 より )




一人で悩んでないでまずはお電話を!080-6970-1972 メールでのお問い合せはこちらをクリック!24時間受付中です! 無料冊子のお申し込みはこちら!