昼夜逆転はよい!?
うつ病で休職したり仕事をやめると昼夜逆転になることがままあります。
私の場合は、
早めに目は覚めるが、昼まで起き上がれず
夜は12時前には布団に入るものの寝付けず、
何度も中途覚醒〜早朝覚醒を繰り返す
といったパターンだったので
正確には昼夜逆転とは違いますが、
カウンセリングにいらっしゃるクライアントさんからも
昼夜逆転しているとお聞きすることがよくあります。
精神科医 泉谷閑示先生は、
『 うつ病の方が昼夜逆転することには意味がある 』
という説明をされています。
「うつ病患者さんにとって日中とは、精神的にとても苦しい時間帯です。
自分は何も出来ずにゴロゴロしているのに、
世の中の人たちは仕事をしたり、学校に通ったりしている。
つまり、ちゃんとした時間なのです。
一方夜は、世の中のみんなも休んでいる。
だから、夜の方が自責の気持ちに苛まれにくい。
そういう事情があるために、昼夜逆転は起こってくる。
この、せっかくの昼夜逆転を良くないことだと考えて
自分を責めたりしますと、状態は悪化してしまいます。
昼夜逆転することで、自分を自責から守ろうと
「心」=「身体」がしてくれているわけです。
ですから、うつ状態の人にとっては
昼夜逆転が自然な状態であるわけで、
その働きに一度自分をゆだねてしまった方が、
本当は治癒力が発動しやすいのです。」
( 「普通がいい」という病 ― 講談社現代新書 )
とても興味深い考察だと感じます。
一度この言葉の意味をじっくりと
噛み締めてみる必要があるのではないでしょうか







