韓国の憂鬱
ニューズウィーク日本版(2011年9月21日発行号) に
「芸能人を死へ追いやる韓国病」という記事が掲載されていました。
現在の韓国社会が抱える問題に迫った記事を興味深く読みました。
「韓国の自殺率は1990年代に増加を続け、
97年のアジア通貨危機以降急増し、
2003年にはOECD(経済協力開発機構)
加盟国30か国中トップになった。
当初、自殺率上昇の要因は不況と思われていたが、
GDP成長率が4%以上に達した時期も
自殺率は上昇を続けたため、原因は経済成長を続けるなかで
金融や労働などさまざまな改革が進められ、社会・経済構造が
変わったことにあるのではないかとみられるようになった。
なかでも深刻な問題が雇用不安
アジア通貨危機を機に非正規雇用の割合が増加、
2009年には雇用全体の33.4%を占めるようになった。
20〜24歳に絞れば、非正規雇用の割合が41%・
失業率も9%以上に達し、若い世代の多くは低賃金に苦しんでいる。
そんななかで格差が深刻になるればなるほど、
勝ち組になることへの強迫観念は強まっていく・・・」
韓国は近年猛スピードで経済成長を遂げましたが、
問題の根底には構造の大変化による
「社会のひずみ」があると分析しています。
韓国の自殺率が上昇している背景には、
競争の激化や格差の拡大で社会的ストレスが高まり、
鬱病が急増している状況があります。
振り返って日本を見てみれば、同じような状況があると感じます。
現代の私達が生きているこの時代
この社会の在り方をもう一度捉え直してみたい
そう感じます。







