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心の病公務員 復職後調査

人事院の調査よると、うつ病などメンタルヘルスの不調で長期仕事を休んだ国家公務員のうち、半数以上が職場復帰しても病気を再発して、休職状態になっているそうです。

霞が関の3省庁の職員について、心の病で一か月以上休職した後、2008年度中に復職した129人の状況を調査したところ再度休職に至ったのは66人。

復職から再度休職するまでの期間は
1か月未満-16人、
1~2か月-16人、
2か月~半年-17人、
半年以上-17人

復職後短期間で再発再び休職に至っていることが分かります。

再発率の高さを示した形でサポート体制の不十分さが一因とみられ、復帰支援や再発防止対策を強化する
必要が浮き彫りにされました。

このため、各省庁は、正式な復職前に試験的に働く「試し出勤」制度を導入するなど、円滑な職場復帰を後押ししたいとしています。

私の復職訓練の体験から言えば、正直言って職場に受け入れ態勢を整えろと言っても現在の状況では厳しいものがあると感じます。

それぞれの職員は自分の仕事で手一杯で、メンタルを病んで復職中の当事者にかまっている余裕はありませんし、自分の仕事の負担が増えるので快く思っていない方も少なからずいます。

制度を整えるのは重要ですが、当事者としては自己防衛のためにも

病気を招いた自らの心の構えや思考の枠組みに正面から取り組むことが人生を生きやすくするために必要なことと感じています。

 

 復職の難しさ

うつ病で会社を休職した場合精神や身体の状態の回復を鑑みつつ折をみて復職を目指すという流れになると
思いますが、私の体験からから感じた復職の難しさを述べるといくつかの点が挙げられます。

同僚との関係では、自分がひどく落ち込んだことがあったり、メンタルの問題を抱えている身内がいらっしゃる方は優しく接してくれましたが、同学年の先生の中には年下の先生でも会話どころかまともに挨拶もしてくれない人もいました。

もちろん、復職訓練の人間を抱えることにより同じ学校の同僚の先生達にとっては負担が増えてしまうことになるので快く思わない方もいるだろうなとは予想していましたが、露骨に示されると胸に響くものがありました。

管理職の対応も微妙で初めのうちは緩やかな対応でしたがそのうち仕事があまり進んでいないことにより厳しく叱責されることもありました。

もう一つ気になったのは復職日誌でした。

一日の予定と実施を毎日記入して管理職に提出していたのですが、今日の体調をA・B・C・Dで自己評価する箇所がありました。

復職を考えると体調が思わしくない日でも

『C・Dはまずいだろう』

と考え、BかAをつけるようにしていました。

無理をしている部分もある自分の状態を正確に管理職に把握してもらえていないわけですが、

『しかし、ここ本音で書けないよなぁ』

と考えていました。

私はうつ病から回復して元気であったので同僚の無視や管理職からの叱責にも絶えることができましたが、
これがまだ状態が思わしくないなかで復職を焦っての訓練だったら再発もありうるだろうな・・・

と感じます。

 

 うつ病克服の根本的な考え方

私がうつ病から回復する過程で気付いたことの重要なポイントに、

『 うつ病から回復するのは自分の力だ 』

ということがあります。

NLPのセッションで良くなったしセラピスト、カウンセラーの方達にお世話にはなったのですが、根本的に私を良くしてくれたのは、

私の自己治癒力であり
私自身の生命の力

でした。

 

それに近いことを長嶋一茂さんも著書の中で述べてられています。

『 パニック障害への対処法で考えの基本中の基にあるのは、

「パニック障害は100パーセント自分で治すもの」

いくらよい対処法を知っていても、「自分で」やらなければ絶対に治らない。

最終的にはやはり、自分の中の免疫抗体力や自然治癒力を高め、「薬に頼らない自分」を作らなければいけないと私は思う。 』

『乗るのが怖い〜私のパニック障害克服法〜』 (幻冬舎新書)

うつ病にしてもパニック障害にしても自分自身の

良くなりたいという思い
良くしたいという思い
良くなるんだという強い思い

が自己治癒力を強め自分自身を回復へ向かわせる土台になります。

 

『 パニック障害を本当に克服するための一番の本流、根本のことを伝えたい それは根本的な考えだ。

この根本的な考えを踏まえているのといないのとでは、マッサージ、温泉、旅行などの対処法の効果も大きく違ってくる 』

『 本当に根本的に治すためには、まず自分自身で自分の心身を奥深くカウンセリングすることからスタートしなければならない。

自分はいったい何ものなのか。

本当に必要なものは何なのか。

何が辛くて、何に疲れているのか。

その原因は何なのか。

自分は何を最終目的に生きているのか。 』

 

一茂さんのパニック障害克服法の底流にはパニック障害を克服するには

【 自分はどう生きたいのかが問われている 】

という考え方、哲学があります。

ここの部分をしっかり考え、自分の生き方存在としての在り方を捉えなおすことによって克服の土台になるという一茂さんの考えに大きな共感を感じます。

 

 鬱にもどそうとするメカニズム

ホメオスタシス(恒常性維持機能)はわたし達の生存に必要不可欠なわけですが、うつからの回復においては反作用として働いてしまうことがあります。

わたし達には体温を一定に保とうとする機能が備わってますよね
動物として~

ホメオスタシスは無意識な働きとしてわたし達を守ってくれています。現在の慣れ親しんだ状態を維持しようとしてくれるわけですね。

どういうことかというと、

カウンセリングセッションでの気付きにより良くなりたいと思いひきこもっていた状態からなんとか身体を動かそうとします。

けれども、

しばらく経つとやる気が起きなくてまただらだらと過ごす時間がズルズルと続いてしまったりします…

やっぱり自分はダメだ。。

と、

よりダメ出しを強めてしまうこともありますね~

でも、

ダメじゃないんですよ~
意志が弱いんじゃなくてみんなそうなります
メカニズムがそうなっています

何年間か~慣れ親しんだ体調の悪い状態があるわけですよね

悪い状態で何年間か過ごしてきたわけです

この体調の悪い状態をコンフォートゾーンとして維持しようとする働きが私達のなかにあるわけです。

ですから、

ホメオスタシスのメカニズムについて理解して、もどろうとする無意識にアプローチしてコンフォートゾーンをスライドさせていく

ズラしていく必要があります。

 

 

うつ病・抑うつ状態でお困りの方やお仕事を休職中の方向けのカウンセリングについてもっと知りたい方はこちらのページにてご案内しております。

※当サイトに掲載されているクライアントさまのご感想・事例は個人の体験談になります。
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