うつ病で休職中の教員・先生へ~元うつ教員 名古屋の大岳カウンセリング
・仕事へ行くのがつらい 学校へ行くのがつらい
・教員を続けていけるだろうか
・うつ 病で学校を休職している状態が長引いている 学校・教員への復職をどうしたらいいだろうか
と悩んでいらっしゃる方へ
お辛いことと思います。
もともとは理想をもって入った教育・学校現場。
それにもかかわらず、
- 自分の思いとは違う形の指導になってしまう
- 教師して思うように子どもと関われない
- 同僚の先生達との人間関係がうまくいかない
といった状況に歯痒く感じたり、激しくご自分を責められうつ 病に至ってしまったのではないかと思います。
2020年度 うつ病などの精神疾患で休職されている学校教員の先生方の人数の現状
文科省は令和2年(2020年)度 公立学校教職員の精神疾患による休職者・1ヶ月以上の病気休暇取得者に関して人事行政状況調査の結果を公表しました。(令和2年度公立学校教職員の人事行政状況調査について)
精神疾患による病気休職者は、5,180人で、過去最高だった前年度(2019年度)から298人減少しました。
2016年度から2019年度まで精神疾患による病気休職者は、200人前後で増加していましたが、4年ぶりに減少となりました。
しかし、依然として5,000人を超えているので教員のメンタルケアは急務と言えます。
「学校種別」で見ると 休職者が最も多いのは小学校教員
先生たちの精神疾患による病気休職者を
学校種別にみると、
・小学校 2,541人
・中学校 1,272人
・義務教育学校 22人
・高校 699人
・中等教育学校6 人
・特別支援学校 640人
年代別では、
・20代 839人
・30代 1,431人
・40代 1,346人
・50代以上 1,564人
となっています。
うつ病などの精神疾患で休職する学校教員の先生方の人数は、1990年
【 教育職員の精神疾患による病気休職職者の推移(平成23年度〜令
出所)文部科学省「令和2年度公立学校教職員の人事行政状況調査
私が東京都の公立中学校教員を休職したのは2003年度のことなので、その頃と比べても精神疾患で休職される教員の先生方の人数は激増しており、学校教員・先生の仕事がいかに大変かが伝わってきます。
大岳カウンセリングではうつ病・休職されている公立・私立教員の先生たちの心理ケアサポートも行っております。
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東京都の公立中学校教員だった私が心理カウンセラーに至る流れ
うつ 病で休職していたときの私は自分の力不足を嘆いたり、自分の力量の無さに絶望を感じたり、仕事を休職してしまった自分の将来にもの凄い不安を感じていました。
学校現場の状況は、ベテランの教員の先生達も仕事を山のように抱えいっぱいいっぱいな状態。異動になったばかりで新しい学校のやり方に慣れず忙しい周りの先生方に丁寧に聞く時間もなく 迷惑を掛けていると感じる…
そんな自分を責めることで、より自分にダメージを負わせてしまっていた
自己否定 自分へのダメ出しの負のスパイラルで
うつ 病になっていった
今なら理解できます。
ただ、真剣な思いがあったからこそうつ 病になってしまったのだとも感じます
どうしたらいいか分からず真剣に悩み苦しんでいる教員の先生方をサポートしていきたい
そんな思いで抑うつ 状態の改善、うつ 病からの回復へのカウンセリングに取り組んでいます。
うつ 病から回復された教員のクライアントさん達のカウンセリングの感想・事例
「うつ 状態が改善し、来月からの復職が決まりました」 (40代 女性 愛知県公立小学校教員 名古屋近郊在住) 感想はこちらをクリック!
「うつ 状態で何もやる気がしないところから前へ進もうという意欲が湧いてきました」 (T.Kさん 名古屋市公立中学校教員 20代 男性 名古屋市内在住)の感想はこちらをクリック!
「 うつ 病になんかなってしまって最悪だ・・・ 」って思っていませんか
うつ 病で公立中学校教員を休職した2年間 「もうぼくの人生は終わりだ」と感じていました・・・
逆に、現在は
【 うつ 病になったことには意味がある 】
と感じていて、カウンセリングのセッションでうつ 病から良くなってきたクライアントさん達もそうおっしゃることがよくあります。
【 今はうつ病に感謝できるようにまで回復しました。 それを支えていただいた大岳さんに感謝しています 】
~ 小学校教員(40代 女性 名古屋市内在住) A.Tさんの感想 ~
「 うつ 病になると悪いことばかりだと思いがちですが、私は今から考えると、うつ 病になって本当によかったなと思います。
うつ 病になったことをきっかけに、私は生きづらさが少しずつ消えていきました。
うつ 病になるまでは我慢することが良いことだと思い、本当は子どもと過ごしたいという気持ちに蓋をして、無理をして教員の仕事をしていました。
しかし、自分の子どもが不登校になり、もうこれ以上無理をすると、自分の心か身体のどちらかが壊れてしまうと思い、仕事を辞めることにしました。
私はいつも心のどこかで、
『 思いっきり、自分の子どもの成長するのをそばで見ていたい
子どもが必要とした時に、そばにいてやりたい 』
と思っていましたが、
学校教員をしながらの子育てはなかなか思うようにいきませんでした。
そしていつしか、周りの目を気にして、自分の本心を隠して生きることに疲れてしまいました。
教員・学校の先生はなりたくてなった職業ではありましたが、子どもが生まれてからは、十分に自分の子供と向き合うことができない生活にいつしか不満が溜まっていました。しかし、仕方ないと我慢していました。
でもそれも、これ以上自分の気持ちに嘘をついて生きては危険ですよと鬱(うつ 病)が教えてくれたのだと思います。
だから、我慢をせずに自分の気持ちに正直に生きようと決めました。
学校教員の仕事を辞めるまでにはいろいろと葛藤がありましたが、辞めてホッとしたのも事実です。
うつ 病になって思ったのは、このままの生き方では、必ず死ぬ時に後悔するだろう。
だから、これからは嫌なことは嫌だと言おう。そして、本当にやりたいことをやろうということです。
教員の仕事に全力で取り組んだ独身時代の10年間
子育てと教員の仕事を両立していた10年間
そしてそこでうつ 病になり、学校教員の仕事を辞めて、子どもとしっかり向き合ってきた10年間に本当になんの後悔もありません。
そして、いよいよ子育ても一段落した60歳までの残り10年間をどう生きようかと考えるのがこれからのテーマであります。
悔いのない生き方ができるように考え方を変えてくれたのは、苦しかったうつ 病という病であります。
でもうつ 病にならなければ、今でも生きづらさを抱えたままだったと思います。
これからの10年間は思う存分、仕事をして、社会に恩返しができるような生き方ができたらいいなあと思います。
こんな考え方ができるようになったのも、うつ 病になってとことん自分の人生について考え抜いたからだと思います。
うつ 病は辛いし苦しくもあります。人からどう思われるかという不安もあります。
でも、自分の人生を生き直すチャンスを与えていただけた。
誰もがなるものではないからこそ
うつ 病になった人にしか分からない大きな宝物もあるのではないでしょうか
今はうつ 病に感謝できるようにまで回復しました。
そしてそれを支えていただいた大岳さんにも感謝しています。 」
教員・学校の先生から心理カウンセラーへ
私が東京都の公立中学校で教員をしていた頃
クラスで一番落ち着かなくて荒れていたN君という男子生徒がいました。
N君の家を家庭訪問をしたときはかなり家の中が殺伐とした感じでした。
なんとなく聞いた噂では公務員のお父さんが休職されていたようで、
今思えば、おそらくうつ 病だったのだろうと思います。
NLPによりうつ 病から回復していくなかで、
生活のことや将来のことを考え、実家の名古屋から
もう一度 東京都の公立中学校教員として学校に戻ってみようと思い半年間復職訓練を行いました。
教員への復職訓練をしながら~
自分にできることと中学校教員として要求されることのギャップを感じたり、
本当に自分がしたい人との関わり方と
公立中学校教員としての在り方・先生の仕事が両立するのかを確かめていく過程で
自分のなかで心理カウンセラーとしての道を歩む決心が固まり、
復職訓練から正式復職はせずに学校教員を退職することに決めました。
私が教員・学校の先生になろうと思ったのは、
もともとコミュニケーションが苦手だったため自分と同じように人とうまく関われず
問題を抱えている子ども達にアプローチがしたかったからでしたが、
学校の現場での教員の仕事は大勢の生徒を相手にする集団指導がメインでした。
復職訓練をしていく過程で~
私は深い部分で一人一人の人に丁寧に時間とエネルギーをかけて関わりたいと望んでいることがよくわかりました。
東京でもNLPの学びを継続していた私は、NLPセラピストである椎名先生の下へ通っていましたが、自分の今後ついて椎名先生と話をするなかで先生のオフィスでうつ 病の方達をケアする心理カウンセラーとしてやっていくことを決断しました。
そして、学校教員としての最後の日が訪れ、奇しくもその日は運動会の日でした。
運動会が終了した後、N君をふくめ4~5人の卒業生が学校に顔をだしてくれて、うつ 病で仕事を休職した経緯も含めいろいろな話をしました。
私が教員を退職することを在校生には伏せていましたが、N君達にはこれからのことも含め教員を辞めることを告げました。
みんな驚いていましたが、別れ際に私が心理カウンセラーになることにエールを送ってくれました。
『 大岳 がんばれよー 』
呼び捨てでしたが(笑)、
彼らの笑顔と手を握って別れた感触は今でも覚えています。
【 うつ 病から回復し、気持ちが前向きになることができました 】
~ 地方公務員 M.Sさん(50代 男性 名古屋市近郊在住)の感想 ~
「 大岳さん、今日は大変御世話になりました。
色々なワークをしていただいてありがとうございました。
特に小学校や中学校時代の自分に『大丈夫だよ』と声をかけるワークを通して、確かに勉強第一で友だちとのふれ合いを大事にしてこなかったけれど
『 過去の自分を決して卑下ることはない。 』
『 自分なりに、がんばって生きていたいたのだ。 』
ということに気づくことができました。
そして、今、コミュニケーションが不器用な自分だけど、自分なりに周りの人(上司や同僚)との心のふれ合いをしながら、 背伸びをせず生きていくことが、周りの人(家族や地域や職場) にもいい影響を与えることがわかりました 。
うつ 病から気持ちが前向きになることができて本当にありがとうございました。
また、今日のカウンセリングの最初に大岳先生が言われた『have to 』と『want to』のバランスはとても大切だと思いました。
ただでさえ『have to』でストレスが多い世の中で、私は心の中にある『wan to 』の声を大事にしてこなかった ことに気づきました。
友人や弟は 『want to』を上手に 大事にしているので、ストレスをためず 『have to』を上手く乗り切っているのではないかと思います。
大岳先生からご紹介いただいた『のうだま』の本は、岐阜へ帰る途中のJRの中で半分くらい読んだのですが、脳のしくみややる気スイッチの入れ方をを漫画で 分かりやすく説明してあってよかったです。
これも、これからの自分に生かせそうです。
今日は本当にありがとうございました。
M.S 」
学校教員のうつと自死
新聞の連載記事で『教員の過労自死』を目にしました。
2008年 宮城県の公立中学校に勤務していたO先生は授業中に乱入してきた生徒を指導後校舎から身を投げ亡くなられました。
生徒が給食に睡眠薬を混入する事件があったり
生徒から授業妨害を受けたり
毎日のように黒板や学級日誌に
「死ね」と書かれたり 暴言をはかれたり…
まわりからサポートを得られず、そんな状況に一人で対応せざるを得なかったようです。
私も中学校教員をしていたときに生徒から
「 ウザい キモい 死ね 」
と暴言を吐かれたり 殴られたり 首を絞められたり
といったことがありました。
対応がまずかったり教師として人格未熟で生徒に舐められても致し方ないというような面もあったり
授業への熱意はあっても部活動や行事の運営への取り組みにはやる気が起きなかったり
エゴが強く自分のことしか考えていなかったり…
と
自分自身の非も多々ありましたが
苦しかったですね
辛くしんどかったです
幸いにもわたしはうつ 病を乗り越え、今は元気に地元の名古屋で心理カウンセリングの仕事をし、健康に生活できているわけですが、
記事を読みながら自分がO先生の立場だったとしてもおかしくなかったよな・・・
という思いが湧いてきて、学校現場の大変さ・教員・先生という仕事の難しさをあらためて感じました。
>> 愛知県(名古屋市)のHPに学校教員のメンタルヘルスというページがあり、うつ 病・ストレスセルフチェックのシートも掲載されていますので参考にしてみてください。
うつ 病の根幹に関わる自己肯定感とは何か
自己肯定感がうつ 病にどのように影響してくるのか
自己肯定感が低いとうつ 病になりやすいのはどうしてか
自己肯定感を育みうつ病を良くしていくにはどうすればいいのか
を動画で詳しく解説しています。
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うつ 病のクライアントさん達が心療内科(病院)を選んだときのポイントや心療内科への通院からNLPカウンセリングを受けるに至る経緯、うつ 病から回復するプロセスについては【 うつ 病・教員・休職からの復職をサポート 名古屋の大岳カウンセリングの 】ページからご覧になれます。
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