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愛着障害をケアする ~ 愛着形成不全の克服法とは

愛着障害 ~ 愛着形成不全 による問題

 

愛着障害の研究は当初 虐待やネグレクトによる愛着の欠落や基本的信頼感の欠如からスタートしました。

近年 愛着に関する研究がさらに進む中で、極端な虐待やネグレクトによるものではなくても愛着の形成が未発達という状態の愛着の問題がクローズアップされるされるようになってきました。

 

例えば感覚過敏を持っている子どもの場合、

〜 感覚過敏には聴覚過敏がよく知られています。

( 余談ですが自身のことをHSPと思っている人が発達障害特性からくる感覚過敏であることが考えられます )

 

肌の身体感覚の過敏がある子どもの場合 ー

抱っこをされることに対する心地良さを感じにくく、

母親、もしくは養育者の大人に抱っこされたときに【 ギューッとのけぞる 】みたいなことが起こってきたりします。

 

肌の感覚過敏の人は、衣服についているサイズやブランド表示のネームタグを外したくなるというような特徴があるそうです。

肌に触れる感覚が心地悪くてネームタグを切ったりするような人はそうみたいですね。

私もネームタグまあまあ気持ち悪くなって切りたくなります。

😂

 

そんな感じの抱っこされた時にのけぞる感覚過敏の子どもさんの場合 〜

母親や周りの大人もその子をアタッチメントするのが結構大変なので、通常の子どもよりもは抱っこする回数の頻度が減るとか寝かしておく割合が増えるということになり、

愛着が未発達になっているということが分かってきました。

 

❤️

 

つまり、親自身に愛情はしっかりあるし

子どもをネグレクトしているとか

虐待してるというわけではなくても、

 

その子の特性や資質によってけっこう意識して工夫しないと

愛着形成がスムースに進みにくいというケースがままあるということですね。

 

そして、

愛着の肝は【 着 】 くっつくの方になりますので、

 

乳児や幼児が、何か体調が悪くて不安になったりして泣いたときに

 

泣くことによって →

母親に抱っこしてもらう →

母親にくっつく( 着 ちゃくる )ことによって →

その不安が落ち着く

 

💕

 

子どもが何かにぶつかって痛かった →

不安になって泣く →

母親に抱っこしてもらって →

母にくっついて( 着 ちゃくって )落ち着く

 

何か自分の状態が不安定になったときに

母親・養育者にホールドされる( 着 ちゃくする )ことによって落ち着く

☘️

 

この繰り返しが基本的な信頼感をその子の中に醸成して人間関係を築く時のベースになるわけです。

そして、そこが不安定でぐらぐらしている

 

これは【 愛着障害 】というフレーズより

 

【 愛着形成不全 】という方が適切かもしれませんが、

 

この愛着の形成の未発達が、

他者と関わるときの難しさや人間関係のトラブルであったり、

思春期以降に何か起こってくるいろんな情緒的な問題の要因になっていたりするわけです。

💔

 

愛着問題がクローズアップされてきた背景を考察

 

少し俯瞰して愛着の問題を考えてみましょう。

 

そもそも歴史を遡ってみると、江戸時代であったり、戦前でも貧しい農村であったりしたところでは、

 

子供を丁稚奉公に出したり

口減らしのために養子に出したり

い場合などには女郎屋に女の子を売り飛ばす…

 

みたいなこともなされていたという歴史がありますよね。

 

おそらく、戦前もしくは現代においても何十年か前までは(今もかな~)

ほとんどの人が愛着障害を抱えていたと言っても過言ではないかと思います。

 

かつての日本、もしくはつい最近までも日本でも組織の中で 〜 会社の中で 〜

集団に歩調を合わせ上司や上の人の言うことに従って共同して動く

協調して〜 動かないという感覚が必要とされていたと思いますので、

 

ある意味、愛着障害であること自体がプラスに働いていたという面もあるかと思います。

明確な個人としての意志を持ち、自分の判断や決断がしっかりでき‼️

 

みたいな力は、逆に疎まれる...

 

集団の和を乱す

という社会 ー 時代背景があったと考えられます。

 

ゆえに、人間関係において

 

自分の軸が明確であり

自分のやりたいことをガンガンやっていく

 

みたいな資質よりも、

 

自分の軸は明確ではなく周りに同調することでー

そこに合わせることでー

 

生存していくというやり方ができる

他者の顔色を伺い 自己主張しない

 

という愛着障害からくる特徴も有効に働いていたという推測ができるかと

 

同時に、戦前であれば戦争

戦後の高度経済成長期であれば経済の発展・国の復興

そして、70年代であれば学生運動による政治への参加によって社会変革しよう

みたいな気分だったでしょうから

 

多くの人々の意識や関心が大きなテーマにフォーカスが向いていた

戦争や国の発展など大きい問題に比べれば、

この自分の親子関係みたいな自意識の問題に終始するというよりも

 

もっと大きな問題・課題 〜

そっちの方を解決しなきゃいけない!!

この大きな問題を解決しなきゃ

 

みたいになっていたでしょう

 

それが経済成長を果たし

物質的には豊かになり

 

政治は自分個人が何か動いたところで変わるとは思えないな~

というような学生運動の敗北もあったりして、

80年代以降 人々の関心が、

 

政治などから親子関係とか異性関係に移っていった

 

という流れがあるでしょう

 

以前であればもっと大きな問題があったので

それまでそこにフォーカスがいかなかった親子における愛着の問題、

そして親との愛着形成の問題がパートナーシップとの関わり方に反映してくる

 

そちらのほうに人々のエネルギーが向くようになっていったという時代の流れがある

だからこそ、

今このときにの形成の問題が大きくクローズアップされるようになってきた

と理解できます。

🤔
   < 愛着障害に関する参考情報 >
 ・愛着障害 ー 米国小児思春期精神医学会(Attachment Disorders); American Academy of Child and Adolescent Psychiatry
 ・愛着障害が人間関係に与える影響 ー 愛着障害とは? (How Attachment Disorders Impact Your Relationships ー What are attachment disorders?); healthline
 ・成人の愛着障害:それは何ですか? (Attachment disorder in adults: What is it?) Timothy J. Legg、PhD、PsyDによる医学的レビュー— Louise Morales-Brown、2020 年 10 月 30 日 ; Healthline Media UK

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大岳カウンセリング.room
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K M
K M
05:29 19 Nov 22
恋愛関係の悩みから、自身にACの傾向があるとわかり、大岳先生にお世話になりました。対話を通して、今の考え方の元になっている過去の体験、そしてそのときの自分の捉え方に寄り添っていくカウンセリング方法が自分にはとても効果的でした。こういう風に捉えていたんだと認識できたことで、とても心が軽くなりました。また、今の自分の考え方がどうして生まれているのかがわかったことで、自分で不安や悩みに対処することができるようになりました。カウンセリングを通して、怒りや恐れなどの負の感情にもプラスの面があるのだと理解できたことが一番の収穫でした。自分の状態がモニタリングできるようになったため、また心の不調に陥ってしまったときがもしあったときにはカウンセリングを受けたいと思います。星4の理由は、1年半ほど前にも3回ほど通っていたのですが、その時期の記録がなくなってしまっていたようでした。1年半前に数回だけだったので、仕方ないとは思いますが、少し悲しかったです。カウンセリング手腕への信頼があり、カウンセリングの効果はしっかりとあったため、星4にしました。
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