うつ病の分類~実存的うつ病~
うつ病はある精神科医のDr.の説明によると大きく三つに分けることができるそうです。
それは、
生理的次元、心理的次元、実存的次元。
生理的次元とは、脳や身体に原因があっておこるうつのことで北欧などで多い季節性のうつ病が典型例で、冬の日光の不足により体内でセロトニンが生成されないためにうつ状態になる場合などです。
基本的に薬と休養が効果的です。
心理的次元は、愛する人の喪失体験、リストラや会社の倒産などで社会的評価を失った場合、事故にまきこまれて過度のストレスが急激にかかった場合などにおこるうつのことで、
その出来事により心が大きく傷ついたり、ストレスの蓄積により心が伸びきったゴムのようになってしまい、普通のストレス解消法や気分転換によっては解決しない状態のうつです。
もともと社会適応力があり、それまで社会生活を営んでいた方の場合は少し入念なケアがあれば薬と休養、そして、認知療法的なカウンセリングも効果的でしょう。
最後に実存的次元ですが、
意識的か無意識的かを問わず
いわゆる悩みによるもので
生きることの意味
自分の存在の価値をもとめて悩む
実存的な悩みを端に発するうつのことです。
中年期危機に関連して発症するケースも多く、人生の再発見が問われる場合もあります。
薬は、むしろ補助的で、カウンセリングや本人の意識改革が必要となります。
この分類で言えば、私の場合は完全に実存的次元のうつということになります。
人生の意味をもとめ続け、でも得られず
なんとか騙しだましやってきたものの
人生を半ばにして正面から向かい合わずにおれなくなった・・・
そのためにうつ病になった。
そして、
うつ病からの回復を通して生きることの意味を見出し、人生を再構築
という流れとなりました。
うつ病のクライアントさん達が心療内科(病院)を選んだときのポイントや心療内科への通院からNLPカウンセリングを受けるに至る経緯、うつ病から回復するプロセスについてはこちらのページからご覧になれます。
Googleマップの口コミ

人間関係で悩み、まず電話相談をしました。
先生とのワークを通じて、親からの影響が根強いことや、自分で蓋をしている感情に気付き、生きづらくなっている要素がだんだん見えてきました。
どんな感情も大事な力を持っていると教えてもらいました。そこから少しずつですが自分がどんな感情をもってもまず受け止めてあげる、ということができるようになってきました。
言語化が苦手な私でもワークのときは先生が小さなこともキャッチしてくれて、納得いく言葉に辿り着くまで寄り添ってくれます。話すことが苦手な人も安心して通えると思います。
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表面的に解決するものではないので時間はかかりますがすごく意味のあるものだと実感しています。
カウンセリングで得られる結果には個人差があります。