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心の病公務員 復職後調査

地方公務員のメンタルヘルス不調による休務者及び対策の状況 ~ - 総務省 令和2年(2020年)度 アンケート調査の概要 -

 

総務省が実施したアンケート調査によると、

メンタルヘルス不調による休務者(首長部局)は、21,676人で、職員10万人に対して2,250人にのぼるとされています。

男女間、年代別の差はあまり見られなく、役職別には一般係員の割合が高いことが分かります。

 

<メンタルヘルス不調による休務者数 アンケート集計結果>

 

休職に至った主な理由としては、

・職場の対人関係 ー 上司、同僚、部下

・業務内容 ー 困難事案

・本人の性格

と回答した団体が多いです。

 

また多くの公共団体が、

・重点的に対策すべきと思う職員がいる

・メンタルヘルス対策について困っていることがある

・メンタルヘルス不調による休務者は増加傾向にある

と回答しています。

 

復職・職場復帰・再発防止の取り組みとしては、

・休職した本人と人事部、管理職、産業医、メンタルヘルス担当部署との面談

・休職に至った部署ではなく他部署での復職

・職場復帰後の勤務制限 ー 勤務時間、残業 等

・医師の診断に基づく特別な配慮

・休職に至る不調の原因者の移動

といった復職対策が取られています。

 

≪参考≫  総務省 報道資料

地方公務員のメンタルヘルス不調による休務者及び対策の状況 ~ 令和2年度メンタルヘルス対策に係るアンケート調査の概要 ~

・令和2年度 地方公務員のメンタルヘルス対策に係るアンケート調査結果

 

うつ病などの精神疾患で休職している国家公務員・地方公務員の人数の現状(2016年度)

 

人事院によると、うつ病などの精神疾患による国家公務員の休職者(1カ月以上)の人数は、2016年度は延べ3495人、男性2704人、女性791人。全体の職員27万6585人に対する休職者の割合は、約1.27%。となています。(省庁別では公表していない)

【 精神及び行動の障害による長期病休者数の全職員に占める割合 】

引用:2019年度 公務員白書

 

一方、総務省『令和2年度地方公務員のメンタルヘルス対策に係るアンケート調査』によると、2020年度のうつ病などの精神疾患による地方公務員の休職者の人数は、2万1,676人。職員10万人あたり2,250%となっています。

休職者に男女差は大きくありませんでしたが、年代別では40代が最も多く、次いで30代が多くなります。役職では圧倒的に係員、民間企業でいえば平社員が多く、所得部署では保健福祉や生活文化に多い傾向にあります。

引用:一般財団法人地方公務員安全衛生推進協会

 

休職から復職へ ~ 再発を繰り返すのは何故か ~

人事院の調査よると、うつ病などの心の病・メンタルヘルスの不調で長期仕事を休んだ国家公務員・地方公務員のうち、半数以上が職場復帰しても心の病を再発して、休職状態になっているそうです。

霞が関の3省庁の職員について、心の病で一か月以上休職した後、2008年度中に復職した129人の状況を調査したところ再度休職に至った公務員は66人。

復職から再度休職するまでの期間は、

1か月未満-16人、
1~2か月-16人、
2か月~半年-17人、
半年以上-17人

休職した公務員の多くが復職後短期間で心の病を再発し再び休職に至っていることが分かります。

 

公務員の休職の再発率の高さを示した形でサポート体制の不十分さが一因とみられ、公務員の復職復帰支援や休職再発防止対策を強化する必要が浮き彫りにされました。

このため、各省庁は、正式な復職前に試験的に働く「試し出勤」制度を導入するなど、心の病を患った公務員の円滑な職場復職を後押ししたいとしています。

 

東京都中学校教員を3年間うつ病で休職した私の復職訓練の体験から言えば、正直言って職場に受け入れ態勢を整えろと言っても現在の状況では厳しいものがあると感じます。(教育公務員と一般職の公務員での違いがあるでしょうが)

 

それぞれの職員は自分の仕事で手一杯で、メンタルを病んで復職中の当事者にかまっている余裕はありませんし、休職されたことによって自分の仕事の負担が増えるので快く思っていない方も少なからずいます。

制度を整えるのは重要ですが、当事者としては自己防衛のためにも

うつ病で休職という病気の根幹要因となる自らの心の構えや思考の枠組みに正面から取り組むことが、復職・職場復帰を円滑に進め、継続して働けることを可能にし、人生を生きやすくするために必要なことと感じています。

 

地方公務員・国家公務員の休職から復職の難しさ

うつ病で会社や職場を休職した場合、精神や身体の状態の回復を鑑みつつ折をみて復職を目指すという流れになりますが、東京都公立中学校教員を3年間休職した私の体験からから感じた教員・公務員の復職の難しさを述べるといくつかの点が挙げられます。

 

同僚との関係では、自分がひどく落ち込んだことがあったり、心の病やメンタルの問題を抱えている身内がいらっしゃる方は優しく接してくれましたが、同学年の先生の中には年下の先生でも会話どころかまともに挨拶もしてくれない先生もいました。

もちろん、復職訓練の人間を抱えることにより同じ学校の同僚の先生達にとっては負担が増えてしまうことになるので、快く思わない方もいるだろうなとは予想していましたが、露骨に示されると胸に響くものがありました。

 

管理職の対応も微妙で初めのうちは緩やかな対応でしたが、そのうち仕事があまり進んでいないことにより厳しく叱責されることもありました。

もう一つ気になったのは復職日誌でした。

 

一日の予定と実施を復職日誌に毎日記入して管理職に提出していたのですが、今日の体調をA・B・C・Dで自己評価する箇所がありました。

復職を考えると体調が思わしくない日でも

『C・Dはまずいだろう』

と考え、BかAをつけるようにしていました。

 

無理をしている部分もある自分の復職状態を正確に管理職に把握してもらえていないわけですが、

『しかし、ここ本音で書けないよなぁ』

と考えていました。

私はうつ病から回復してまあまあ元気であったので同僚の無視や管理職からの叱責にも絶えることができましたが、これがまだ状態が思わしくないなかで休職からの復職を焦っての訓練だったら再発もありうるだろうな・・・

と感じます。

 

国家公務員・地方公務員が抱える特有の問題

これは私の個人的考察ですが、心の病・うつ病から回復しにくい国家公務員・地方公務員特有の問題があると感じます。

先ず一つは公務員の行政職の場合、3年での職場異動が基本となっていることです。

以前に経験した職場・職種に配置されることもありますが、初めての部署で慣れない仕事を一から覚えなければならないということがあります。人付き合いが上手でコミュニケーション能力が高く要領の良い方はそれなりに卒なく対応できますが、

コミュニケーションが円滑にしにくいタイプの方の場合は、分からないことを質問したり、困っていることを相談したり、「助けて!」のヘルプが出せなかったりといった困難を抱え心を病み、うつ病で休職するというパターンがあります。

 

もう一つは、心を病みうつ病で休職するに至った、さらに復職しても休職を繰り返しているという方の場合そもそも公務員という仕事・職場が合っていないという可能性があります。

ところが、仕事や職種が自分に合っていないと薄々感じたとしても・・・

 

・安定した社会的地位

・安定した収入

・家族、周りからの評価

 

があるが故に公務員の仕事を辞めれない、手放せないという心理的要因が大きく働くという問題です。

 

これが小さな零細企業やブラック企業であれば退職する、仕事を辞めることに本人も家族や周りもさぽど躊躇なく辞めれる可能性が高いわけです。しかし、国家公務員・地方公務員となるとそうはいきません。

今現在手にしているアドバンテージを失うことへの強大な恐怖。

ここに国家公務員・地方公務員がうつ病からの休職を繰り返す、休職を再発してしまう大きな要因が潜んでいると考察します。

 

しかし、公立中学校教員(地方公務員)退職した私の経験から振り返ると、

収入や社会的立場を失うことよりも合わない仕事を無理に続け

心の健康を損なうことの方がずっと大きなリスク・損害ではないでしょうか

 

もちろん、家族やお子さんがいらっしゃる方にとって「国家公務員・地方公務員の仕事を失うわけにはいかない」という思いが働くのは当然ですが、うつ病・心の病になった今こそ

 

健 康 あ って の 人 生

 

ということを丁寧に見つめなおす機会・チャンスなのかもしれません。

 

公務員の休職からの復職を成功させる ~ うつ病克服の根本的な考え方

私がうつ病から回復する過程で気付いたことの重要なポイントに、

『 うつ病から回復するのは自分の自己治癒力だ 』

ということがあります。

 

NLPのセッションで良くなったし心理セラピスト、心理カウンセラーの方達にお世話にはなったのですが、根本的にわたしを良くしてくれたのは、

私の自己治癒力であり

私自身の生命の力

でした。

 

それに近いことを長嶋一茂さんも著書の中で述べてられています。

『 パニック障害への対処法で考えの基本中の基にあるのは、

「パニック障害は100パーセント自分で治すもの」

いくらよい対処法を知っていても、「自分で」やらなければ絶対に治らない。

最終的にはやはり、自分の中の免疫抗体力や自然治癒力を高め、「薬に頼らない自分」を作らなければいけないと私は思う。 』

『乗るのが怖い〜私のパニック障害克服法〜』 (幻冬舎新書)

 

うつ病にしてもパニック障害にしても自分自身の

良くなりたいという思い

良くしたいという思い

良くなるんだという強い思い

が自己治癒力を強め自分自身を回復へ向かわせる土台になります。

この土台があるからこそ、休職からスムースに復職への流れを創ることができる

 

『 パニック障害を本当に克服するための一番の本流、根本のことを伝えたい それは根本的な考えだ。

この根本的な考えを踏まえているのといないのとでは、マッサージ、温泉、旅行などの対処法の効果も大きく違ってくる 』

 

『 心の病を本当に根本的に治すためには、まず自分自身で自分の心身を奥深くカウンセリングすることからスタートしなければならない。

 

自分はいったい何ものなのか。

本当に必要なものは何なのか。

何が辛くて、何に疲れているのか。

その原因は何なのか。

自分は何を最終目的に生きているのか。 』

 

一茂さんのパニック障害克服法の底流にはパニック障害を克服するには

【 自分はどう生きたいのかが問われている 】

という考え方、哲学があります。

 

ここの部分をしっかり考え、自分の生き方存在としての在り方を捉えなおすことによってパニック障害・うつ病などの心の病を克服する土台になるという一茂さんの考えに大きな共感を感じます。

 

鬱にもどそうとするメカニズム

ホメオスタシス(恒常性維持機能)はわたし達の生存に必要不可欠なわけですが、うつ病からの回復においては反作用として働いてしまうことがあります。

わたし達には体温を一定に保とうとする機能が備わってます
動物として~

ホメオスタシスは無意識な働きとしてわたし達を守ってくれています。現在の慣れ親しんだ状態を維持しようとしてくれるわけです。

どういうことかというと、

カウンセリングセッションでの気付きにより良くなりたいと思いひきこもっていた状態からなんとか身体を動かそうとします。

けれども、

しばらく経つとやる気が起きなくてまただらだらと過ごす時間がズルズルと続いてしまったりします…

やっぱり自分はダメだ。。

と、

よりダメ出しを強めてしまうこともありますね~

 

でも、

ダメじゃないんですよ~

意志が弱いんじゃなくてみんなそうなります

メカニズムがそうなっています

 

何年間か~慣れ親しんだ体調の悪い状態があるわけですよね

心を病んだ状態で何年間か過ごしてきたわけです

この体調の悪い状態をコンフォートゾーンとして維持しようとする働きが私達のなかにあるわけです。

 

ですから、

ホメオスタシスのメカニズムについて理解して、もどろうとする無意識にアプローチしてコンフォートゾーンをスライドさせていく

ズラしていく必要があります。

 

心を病む うつ 病の根幹に関わる自己肯定感とは何か

 

自己肯定感が心の病んでうつ 病になっていくことにどのように影響してくるのか

自己肯定感が低いとうつ 病になり心が病みやすくなるのはどうしてか

自己肯定感を育みうつ病を良くし 心を健康にていくにはどうすればいいのか

 

を動画で詳しく解説しています。

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K M
K M
05:29 19 Nov 22
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