トランス状態とは何か?
実はあなたが思っているのがトランス状態ではない!?
トランス状態とは変性意識と言われています。
変性意識とは通常の意識状態ではない
『わたし達が普通に日常生活で使っている意識状態ではない』という意味ですね。
マラソンのランナーが一定のスピードで
長い距離を走っていると身体が覚醒したような恍惚感を感じる
~ ランナーズハイ ~
というのはよく聞かれると思いますが、これも変性意識(トランス)状態です。
ビジネスにおいてトレイダーの方などが
頭脳が高速で回転し、判断が冴えまくるような状態・領域
~ ゾーン ~
なども変性意識(トランス)状態です。
その他にもライブで熱狂している状態やLSDなどのドラッグによるトランス(変性意識)状態もよく知られているところでしょう。
上記のような例を聞くと、何か特殊な状況における特別な意識状態と感じられるかもしれません
ところが、わたし達は日常の中で知らず知らずの間に変性意識(トランス)状態に入っているのです!!
あなたもネガティブなトランスに入っている!?
変性意識(トランス状態)の逆は通常意識ですが、
~いわゆる意識(コンシャスネス)~
通常意識とは、【 今 ここ 】を感じている意識状態です
逆に、、【 今 ここ 】に意識がない状態は変性意識(トランス)状態になります。
実は、誰もが日常の生活の中で変性意識(トランス)状態に入っています
「えっ!? どういうこと?」
と思われるかもしれませんが、
人は悩んでいる時間がありますよね
~ 悩んでいるときというのは ~
上司にガンガン叱責・罵倒されたシーンを思い出して、嫌な気分を味わっていたり
離婚した元旦那にされた仕打ちを思い出し、恨み・つらみが湧いてきたりしています
実はこのとき人はネガティブなトランス(変性意識状態)に入っているわけです
意識が、【 今 この瞬間 】の現在にではなく、自分の中の過去の記憶に入っている・・・
そう考えると、あなたも一日の中で多くの時間
~ 過去の記憶 ~
ネガティブなトランスに入っているのではないでしょうか?
一日の大半をネガティブなトランスに入ってしまっている
とすると人によってはトランス(変性意識)状態にいる時間のほうが通常意識よりも長いかもしれませんね…
このように【 今 ここ 】に意識があるというより
ネガティブなトランス ー 悩みの中に入っている方は、うつ病であったりメンタルが病んでいることが多いです。
NlPカウンセリングの催眠療法においては、トランスを活用して状態を良くしていきますが、
ネガティブな記憶に入っている変性意識状態から一度覚醒させて
それから、良い記憶へと誘導する~ポジティブなトランス(変性意識)~へと誘導する
というようなアプローチを行っていきます
このアプローチは、カルト宗教にマインドコントロールされた人を脱洗脳するときにも用いられています
オウム真理教信者の脱洗脳を請け負った脳機能学者-苫米地英人先生もエリクソン催眠の手法を用いてマインドコントロールの解除を施しました。
ネガティブなトランス状態に陥っている意識を一度覚醒させ、【 今 ここ 】に意識を一度戻した後
トランス誘導を行い、潜在意識の本来の力を導き出していく
トランスに誘導するにはコツがいりますが、20世紀最高の催眠療法家 ミルトン・H・エリクソンの催眠アプローチ~エリクソン催眠・NLPミルトンモデルにより非常にスムースにトランスへ誘導し潜在意識にアクセスしていくことができます。
トランス誘導で潜在意識にアプローチしたい方、ネガティブなトランス状態に陥り苦しんでいる方向けにカウンセリング・心理療法行っています。ネガティブトランスによる症状や催眠療法・カウンセリングについてもっと知りたい方はこちらのページにてご案内しております。
カウンセリングで得られる結果には個人差があります。